『食べて、祈って、恋をして』/"EAT, PRAY, LOVE"


2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開

2010年/アメリカ映画/上映時間:140分/ビスタサイズ/全8巻/3,837m/SDDS/ドルビーデジタル/ドルビー SR/原題:Eat, Pray, Love/字幕翻訳:戸田奈津子/コロンビア・ピクチャーズ提供/プラン B エンタテインメント制作/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

◇監督:ライアン・マーフィー  ◇製作:デデ・ガードナー ◇脚本:ライアン・マーフィー&ジェニファー・ソルト ◇原作:エリザベス・ギルバート ◇製作総指揮:ブラッド・ピット スタン・ヴロドコウスキー ジェレミー・クライナー  ◇撮影監督:ロバート・リチャードソン ASC  ◇美術:ビル・グルーム  ◇編集:ブラッドリー・ビューカー  ◇衣装:マイケル・デニソン ◇音楽:ダリオ・マリアネッリ ◇音楽監修:P.J. ブルーム

◇キャスト:ジュリア・ロバーツ、ジェームズ・フランコ、リチャード・ジェンキンス、ヴィオラ・デイヴィス、ビリー・クラダップ、ハビエル・バルデム



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【解説】

全世界の女性を感動させた、ひとりの女性の実話。
700万部を売り上げたベストセラーが、 ジュリア・ロバーツ主演で映画化!!



◆全女性待望のジュリア・ロバーツ最新作
今度のヒロインは、人生のターニングポイントを求めて自分を解き放つ ― 。


『プリティー・ウーマン』から20年、『ノッティングヒルの恋人』から10年 ― 。 ハリウッドのトップスターであり続け、作品を通じて全女性に夢と勇気を与えてきたジュリア・ロバーツが、女性作家の自伝的物語を通じ、また新しい感動を届けてくれる。

『食べて、祈って、恋をして』の原作は、エリザベス・ギルバートが自らの経験を綴った自伝的小説。2006年に発表されて以来、40ヵ国以上で翻訳され、700万部をも売り上げた 21世紀を生きる女性のバイブルともいえる大ベストセラーだ。

NYでジャーナリストとして活躍するエリザベス。30代に突入して、既婚女性が求めるべきもの ― 平穏な結婚生活や子供 ― を自分が本当に望んでいないことに気づき、結婚8年目で離婚を決意。結婚生活から逃げ出すように恋した年下の若者との熱烈な関係は、結局、彼女の過剰な愛のため終わりを迎える。

そんな、いつまでも本当の自分を探し求めることをやめられないヒロイン像に、“満ち足りているのに物足りない” “今の自分を変えたい!” という、人生に誠実だけど不器用な今を生きる女性たちは、必ずや自分を重ね合わせてしまうに違いない。そして、ますます磨きがかかった自然で魅力的なジュリアの演技は、生き方を模索し続ける女性の人生も開花させてくれるだろう。



◆イタリアで “食べて”、インドで “祈って”、インドネシア バリで “恋をして” ― 。
女性が理想とする究極の旅。


恋愛依存症の自分に嫌気がさしたヒロインはすべてを捨てて旅立つ、本当の自分を求めて ― イタリア、インド、イン ドネシアの3カ国を巡る1年の旅に ― 。ルールは1つ "旅の間は恋をしない、一人身を貫くこと"。

イタリアでは、イタリア語テキスト片手に "食" を追求、カロリーを気にせず、ピザを恋人として手持ちのパンツは捌けなくなった。インドではアシュラム(ヒンドゥー教の修行道場)に滞在し、ヨガと瞑想に励み、自分の内面と向き合った。そして、 最後に訪れたインドネシアのバリ島では、心静かに癒しの日々を過ごしていたのだが……そこには彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた ― 。

ニューヨークからスタートし、イタリア、インド、バリ島という世界有数の都市、名所を巡るエリザベスの旅が、豪華オー ルロケーションで撮影され、原作に新たな命を吹き込んだ。観るものは、彼女とともに旅をしているかのような錯覚を覚えるとともに、エリザベスの心象風景と美しいロケーションを重ね、彼女の心の再生をリアルに追体験できるだろう。






 


【プロダクションノート】

◆ジュリア・ロバーツと 原作『食べて、祈って、恋をして』との出会い。

ジュリア・ロバーツは、発売と同時にエリザベス・ギルバートの回顧録※『食べて、祈って、恋をして』を読んだという。 親友にも 1 冊送って同時に読んだところ、2人ともストーリーに共感した。

「旅をして、『自分が何者で何を探し求めているのか』ということを再確認しなければならないときが誰にでもやってきます」 とロバーツは言う。「リズの旅はとても明確で視覚的なものです。物語として非常に魅力的。ですが、それと同時に誰にでも当てはまる普遍的なストーリーでもあるのです」。



◆旅立ち、自己発見、そして成長。 原作の魅力を、守り抜くために。

映画の共同脚本および監督を務めたのはライアン・マーフィーである。プロデューサーのデデ・ガードナーはこう話す。「ライアンは原作への敬意をこめて脚色をしました。彼は、ギルバートとよく話をし、原作に非常に忠実であろうとしていました。どんな作品でも、映画化にあたって少し変えなければならないことがでてきます。でも、私たちはリズの自己発見の旅という ストーリーの本質を常に守りました」。

「世界中の多くの人から、エリザベス・ギルバートの本がこれほどまでに親しまれ愛されている理由は、彼女が人としての成長を経験したからだ」とフィルムメイカーたちの意見は一致していた。「『食べて、祈って、恋をして』は、自分らしい人生を生き、真実を語り、住み慣れた心地よい世界から自分を押し出すことを描いた作品です」。

マーフィーと共同脚本のジェニファー・ソルトは、脚本を書くにあたり、ロバーツとガードナーとのブレインストーミングを行い、2人が本の中で最も共鳴する箇所を挙げてもらった。当然、重なる箇所も多かったが、それぞれが個人的に共感する箇所もあった。そうした気の置けない話し合いが、この映画脚本作りの土台となった。



◆複雑な心の変化を演じきる、類まれな才能。

「エリザベス・ギルバート役は、ジュリア・ロバーツ以外に考えられなかった」と語るのは、製作のガードナー。「今回、初めてジュリアと仕事をしましたが、とにかく彼女の才能のすごさに畏敬の念を覚えました。この役で彼女は、傷つきやすさから強さへ、そして、優柔不断から自信へと、あらゆるトーンを演じています。彼女は、リズの心の満ち干きを理解しているんです」。

ジュリア・ロバーツはこう語る。「この物語は、リズの人生におけるある1年間を追ったもの。当然のことながら、彼女はさまざまな感情を味わいます。離婚を経験した後、デートをしたり旅行をしたり、見知らぬ人たちと出会ったり、自分がやるべきことがわからなくなったり。複雑で魅力的なキャラクターを演じる最高のチャンスでした」。



◆リズの旅を再現するために行われたワールドツアー。

ジュリア・ロバーツ以外のキャスティングが考えられなかったことと同様に、フィルムメイカーたちにとって他の選択肢が考えられないことがもう1つあった。それは、ニューヨークから始まり、イタリア、ドイツ、そしてインドネシア、と作品を時系列に沿って撮影することだった。

その結果、キャストとクルーはエリザベス・ギルバートと同じような旅をすることになった。ニューヨーク市での1ヵ月間 の撮影を終えた後、40人のアメリカ人は、『食べて、祈って、恋をして』のワールドツアーに出発し、途中、各地で現地のスタッフと仕事を共にした。

製作総指揮のスタン・ヴロドコウスキーはこう話す。「ライアンとデデと話をしたんだ。各ロケーションには、それぞれ特別な何かがあるということ。そして、この映画を観に来る人たちは、リズと同じような旅に出たいと願っているということ。だから、ニューヨーク、イタリア、インド、そしてバリで撮影することについては、フィルムメイカーたちもスタジオ側も全員の意見が一致していた。でも、今後仕事をしてゆく中で、今回のようなスケジュールは二度と経験することはないと思う。4本の映画を作るようなものだから」。

また、世界4ヵ国で撮影することで、通常の映画撮影では起こらないようなことも起きていた。「我々がニューヨークで撮影を開始したとき、常に世界のどこかで制作会社の事務所が開いていた。この映画は24時間営業だったんだ。世界各地に我々のキャスティング・オフィス、美術部、建設部、衣装部があったからね」。



◆ニューヨーク。 旅立ちのきっかけをつくる、二人の男性。

撮影はニューヨークから始まる。ここでは、リズがニューヨークを、また、今の自分から旅立つ必要性を感じている……ということを、観客に示唆するテイクが撮影される。それは、元夫スティーブンと恋人のデイヴィッドという、2人の男性との関係を通じて探求されてゆく。

スティーブンのキャスティングを間違わないことが非常に重要だった、とガードナーは語る。「二人が添い遂げられなかった理由を観客に理解してもらいながら、彼に好意を抱き、共感してもらわなければならないんです。この役にはいろいろなニュアンスがあります。『彼には、もっと幸せで充実した人生がある。希望を持って欲しい』と観ている側が願うようにしなければ ならないのです」。

スティーブン役を演じるのはビリー・クラダップである。「このストーリーは、彼らの結婚生活のあらゆる段階を垣間見せてくれる。彼らが一緒になった経緯についても示唆されている。でも、そのほとんどは、彼女が感じる危機の始まりだ。そして奇妙ではあるけれど、基本的にスティーブンは、彼女が彼女自身の道を歩むことを後押しし、彼女を発見の旅に送り出すために存在しているんだ」とクラダップは言う。

ジェームズ・フランコが演じるデイヴィッドは、リズを崇拝している。彼は、リズが自分の人生から消えたと思っていた情熱 を復活させる。彼女が夫の元を去った後に一緒になる相手に観客が好意を持たなければこのストーリーはうまくゆかないと、 ガードナーは確信していた。「この役を演じられるのは、世界広しといえども、ジェームズしかいませんでした。彼は魅力的でセクシーであると同時に、知的で大きなハートと寛容な心の持ち主です」。また、フランコはこうも語っている。「2人が出会った時点では、リズは多くのことを探し求めている。誰かと恋愛という絆で結ばれる方法を探していると同時に、もっと深いスピリチュアルな意味を人生に求めているんだ。2人の関係は長続きする類のものではないかもしれないけれど、この関係があったから彼女は旅に出ることになった。だから、2人の関係からはポジティブなものも生まれた」。



◆イタリア。 「今を生きる」ことの大切さを知る場所。

最初にリズ・ギルバートの魂に栄養が注ぎ込まれる地は、イタリア。具体的にはローマである。彼女は、食べること、そして友人たちと人生哲学について語りあうこと、といった人生におけるシンプルな喜びを味わい、“bel far niente”(何もしない歓び)を楽しむ。

「ローマは今を生きる場所です。アメリカ人は、今を生きることがあまり得意ではありません。でも、ローマでは、今を生きることを余儀なくされる。それはとても価値のあることです。価値観の違いから生まれるフラストレーションを乗り越え馴染んでしまうと、イタリア人はなかなかいいことに気づいているのかもしれない、と思うんです」と、ガードナーは言う。

リズのイタリア人の友人、ジョヴァンニを演じるルカ・アルジェンテロアはこう話す。「イタリア人は旅人で、すべての人を受け入れる。僕らイタリア人は、ストレスを悪い病だと考えているんだ。立ち止まって考え、楽しみ、自分を甘やかしてもいいんだ、悩まなくてもいいんだ、ということをリズは学ぶ。だから、彼女が旅で最初に訪れる場所として、イタリアは完璧なんだ」。



◆インド。 カオスの中に登場した、清涼剤。

次にガードナーはこう話す。「インドは慌ただしい場所ですが、リズはじっとしているためにインドに行きます。彼女の目標 は、瞑想し自分の内面を見つめること。それが、アシュラム(道場)が象徴しているものであり、“テキサスのリチャード” が 常に彼女に言い続けることです。彼女は物事をコントロールしようとするのをやめなければいけませんでした。とにかくやめ ることが大事でした」。

アシュラムでのリズの友人兼相談相手となる “テキサスのリチャード” を演じるのは、アカデミー賞候補者リチャード・ジェンキンス。彼の参加は、キャストとクルーにとってカオスの中の一服の清涼剤となった。「撮影を開始してから何週間もたった ところで、突然、素晴らしい人物がやってきたんです。それはこの役を誠実に演じることのできる、リチャード・ジェンキン スでした。最初に撮影した共演シーンは、リチャードがリズを初めて “バクショク” と呼ぶ道場の食堂でのシーンでしたが、 そのときから彼とジュリアとは意気投合していました」。

リチャード・ジェンキンスはこう話す。「“テキサスのリチャード” は、自分の信念に対して非常に情熱的であり、自分が思っ ていることを言い、決して撤回しない。リズもタフだ。彼は、彼女の中に自分に似た部分をたくさん見ていて、決して手加減 はしないんだ」。



◆バリ。 調和を求め、愛することを知る。

イタリアで自分を甘やかすことの喜びを、そして、インドで内面の安らぎから得るパワーを学んだリズは、それらすべてを整 理するためにインドネシアのバリ島へ向かう。「リズは以前にもバリに行ったことがあります。そのとき彼女は、いつかここに戻ってくるという予言を聞きました。彼女が最後に行く先をバリにしたのは、その予言があったからではないかと思います。 彼女はバリで調和を求めるという教えを受けますが、最初にバリに行ったときには、まだそれを受け止める心の準備ができていませんでした。でも、人間は誰しも、人生が直線的でも論理的なものでもないということを学ぶ必要があります」とロバー ツは語る。

バリで愛の可能性を知ったリズは、フェリペに恋をする。フェリペを演じるハビエル・バルデムはこう話す。「バリにはスピリチュアルな何かがある。それは、宗教を超越したものだ。僭越ながら僕の考えを言わせてもらうと、それは人間と自然との関係だ。バリの人々は、自然に対する深い尊敬の念を抱いているからとても安定しているんだ」

バリでクランクアップを迎え、フィルムメイカーたちの旅は終わった。しかし、ニューヨークからイタリア、インド、インドネシアへと続いたエリザベス・ギルバートの旅を模した彼らは、ギルバートが経験したのと同じように ”内なる自分“ を見つめていた。本当の自分を発見してゆく女性の映画を撮影する旅は、撮影スタッフ全員にとっても自己発見の旅となった。そしてそれは、誰もがこの映画を通じて経験できるものである ― 。



 


【ストーリー】

ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス・ギルバート。優しい夫スティーブンとは結婚8年目。1年前に郊外に家を買い、仕事も上向き。誰が見ても、キャリアに成功し、幸せな家庭を持った30代女性の憧れの人生を送っている。


ところが、当人の心の中は、今の自分が自分でないような不安定な精神状態で、心を込めて築きあげた新居も他人の家のよう。子供を持ちたいと思わない自分に罪悪感を感じ、結婚生活を続けていくことに疑問を感じ始めていた。


ある時、リズは取材旅行で訪れたインドネシアのバリ島でひとりの老人クトゥと出会う。薬療師である彼は、エリザベス の人生をこう予言する。「あんたは世界を旅する。結婚は2度。短い結婚と長い結婚。そして近いうちに全財産を失い、また取り戻す。いつかバリに戻り、3、4ヶ月滞在する」。そして、人生に行き詰っているように見える彼女に、「世の中を見るときは頭ではなく心で見るのだ。 神の存在がわかる」とアドバイスを与える。


ニューヨークに帰ってから、相変わらずうまくいかない夫との生活に、眠れず、ひとりベッドから抜け出して神に語りかけるエリザベス。「私は悩んでいます。どうすべきなのか答えが欲しいのです」。だが答えはない。そして、とうとう別居を経て離婚を決意する。夫スティーブンは離婚になかなか同意しない。「あなたが見ている私は幻影よ」「バカ言うな。君は現実だ」「君は結婚生活に何を求めたんだ」「もうこれ以上みじめになるのは嫌」。


そんな泥沼の離婚劇の中で、エリザベスは年下のデイヴィッドと出会い彼のアパートで過ごすようになる。もっとも、彼との恋は「“恋におちた” のではない。夫を振り切り彼の腕の中に飛び込んだ」ものだった。全財産をスティーブンに渡し離婚が成立するも、デイヴィッドとの仲はギクシャクしていくばかり。「15歳のときから男とくっついたり別れたり。自分自身を見つめる時間は2週間もなかった」と気づいたエ リザベスは「何かを待つ」人生に別れを告げ、自分を解き放つ旅に出る決意をする。1年間ニューヨークを離れ、仕事を離れ、 男たちと離れ ― 。


まず初めはイタリア。スペイン階段からほんの数ブロックのところにある古めかしいアパートメントを借り、イタリア人の友人とヨーロッパ人の友人とイタリア語習得に励み、パスタとドルチェを恋人にする。楽しむことを罪悪と思うアメリカ人的人生観から開放され、イタリア人の ”何もしない歓び“ を学ぶ。そして、ニューヨークに残してきたデイヴィッドに別れのメー ルを送る ― 。


次はインド。アシュラムで雑念を追い払い、心穏やかに祈りの日々を送ろうと努めるが、実際は瞑想が1分も続かない。そ んなエリザベスを見て声をかけてきた初老の男性は “テキサスのリチャード”。彼自身もつらい過去を持っていることはおくびにも出さず、食欲旺盛なエリザベスを “爆食” と呼び、いかに執着を忘れることが心の平和に結びつくかを教えてくれる。そして、インドを去るまでには、アシュラムに来る新参の修行者たちのガイドができるほどに心の調和のとれたエリザベスになっていた。

最後にインドネシア、バリ。1年前に彼女の運命を占ったクトゥの家を再び訪れる。1年前よりずいぶん幸せそうに見えるとクトゥに指摘され、微笑むエリザベス。田園風景の中の一軒家を借り、朝は瞑想、昼間は自転車でバリを楽しみ、そして夜も瞑想。今までの人生で経験したことのないほど自由で自立した自分自身を感じ、心から平安を楽しんでいたのだが ― 。旅の最後の地で、心の調和を手に入れたはずのエリザベスに思わぬ出会いが訪れ、一度断ち切った想いに再び波立つ自分を感じてしまう ― 。

 


【キャスト&スタッフ】

■ジュリア・ロバーツ(エリザベス・ギルバート)

20年にわたりハリウッド史上トップクラスの女優の座に君臨し、彼女の出演作はこれまでに、世界中で25億ドルを超える興行収入を挙げている。

1967年10月28日アメリカ ジョージア生まれ。

1988年、「ブラッド・レット/復讐の銃弾」で兄エリック・ロバーツと共演し、映画デビュー。初めて観客の注目を集めたのは 『ミスティック・ピザ』(1988)で、この作品ではインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた。続いて出演した『マグノリアの花たち』(1989)ではアカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ助演女優賞に輝いた。その次にリチャード・ ギアと共演したゲイリー・マーシャル監督の『プリティ・ウーマン』(1990)はロバーツに2度目のアカデミー賞ノミネートと2年連続のゴールデングローブ賞(主演女優賞)をもたらした。

その後彼女は、ジョエル・シューマカー監督の『フラットライナーズ』(1990)、『愛がこわれるとき』(1990)、『愛の選択』(1991)、 ラッセ・ハルストレム監督の『愛に迷った時』(1995)、ウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、ニール・ジョー ダン監督の『マイケル・コリンズ』(1996)、スティーブン・フリアーズ監督の『ジキル&ハイド』(1996)、クリス・コロンバス監督の『グッドナイト・ムーン』(1998)など映画業界で最も尊敬を集める監督らの多彩な作品に出演する一方、キャメロン・ディアスと共演した『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997)、ヒュー・グラントと共演した『ノッティングヒルの恋人』(1999)では、 ロマンティック・コメディのヒロインとしての健在ぶりもアピール。そして、2000年にはスティーヴン・ソダーバーグ監督の『エリン・ブロコビッチ』(2000)で待望のアカデミー賞に輝いた。

最近では、クライヴ・オーウェンと共演したトニー・ギルロイ監督の『デュプリシティ〜スパイは、スパイに嘘をつく〜』(2009) で7度目となるゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされた。

最新作は、ゲイリー・マーシャル監督の『バレンタインデー』(2010)。次回作 “Larry Crowne” では、マイク・ニコルズ監督の『チャー リー・ウィルソンズ・ウォー』(2007)で共演したトム・ハンクスが監督・共同脚本を手がける作品でハンクスと再度共演する。



■ジェームズ・フランコ(デヴィッド・ピッコロ)

1978年4月19日アメリカ カルフォルニア生まれ。 タイトルロールを演じたTVムービーの “ジェームズ・ディーン”(2001)でゴールデングローブ主演男優賞(テレビ映画部門) を獲得したほか、エミー賞、SAGA の各賞にノミネートされ、高い評価を得た。サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作(2002・2004・2007)でのハリー・オズボーン役で人気を博している。 その他の出演作は、マーティン・スコセッシ製作による『デュース・ワイルド』(2002)、ニコラス・ケイジの監督デビュー作『SONNY ソニー』(2002)、ロバート・デニーロと共演した『容疑者』(2002)、ロバート・アルトマン監督の『バレエ・カンパニー』(2003)、 クラシックなロマンス作品『トリスタンとイゾルデ』(2006)、ポール・ハギス監督トミー・リー・ジョーンズ主演の『告発のとき』(2007)、ジョージ・C・ウルフ監督、リチャード・ギア、ダイアン・レイン主演の『最後の初恋』(2008)など。

最近ショーン・ペンと共演したガス・ヴァン・サント監督の『ミルク』(2008)では、インディペンデント・スピリット賞の助演男優賞を獲得した。最新作は、ロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンの “Howl” 。現在は、ダニー・ボイル監督のドラマ作品 “127 Hours” の撮影に入っている。

フランコは監督、脚本にも意欲的で、舞台劇の脚本・演出・出演をこなしてきた。そのうち2本は長編映画『フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石』(2008)と『ジェームズ・フランコ VS エイプ』(2005・未)になり、彼は主演と共に製作と監督も手がけた。また、ドラマ作品 “Good Time Max.” でも出演・脚本・監督を兼務した。彼が脚本と監督を務め、マイケル・ シャノンが出演した短編映画 “Herbert White” は、2010年サンダンス映画祭で初上映された。フランコ脚本・監督による “The Feast of Stephen” はベルリン映画祭で初上映され、Teddy 賞を獲得した。さらに、1週間がかりの “Saturday Night Live” の制作の様子を追ったドキュメンタリー作品 “Saturday Night” を監督した。フランコの最新の脚本・監督作 “The Clerks Tale” は5月にカンヌ映画祭でプレミア上映された。今年後半には、チャールズ・ブコウスキーの “Ham on Rye” の映画化と、詩人ハート・ クレインの伝記映画 “The Broken Tower” を監督する予定である。



■リチャード・ジェンキンス(テキサスのリチャード)

これまで60本以上の映画に出演しているハリウッドきっての性格俳優で、トム・マッカーシー監督の『扉をたたく人』(2007) での見事な演技でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。

1947年5月4日アメリカ イリノイ生まれ。地元の大学で演劇を学び、ロードアイランド州のトリニティ・レパートリー・ シアターでは10年以上に渡って在籍、役者として経験を積み重ねるとともに芸術監督も務める。1974年の「Feasting with Panthers」でテレビ初出演、1985年の「シルバラード」で映画デビュー。

その後、1986年、アカデミー賞受賞脚本家ホートン・フートの『バレンタインデー』(1986・未)で初めて主役級の役を演じたジェンキンスは、ジャック・ニコルソン、スーザン・サランドン、シェール、ミシェル・ファイファーらと共演したジョージ・ミラー 監督の『イーストウィックの魔女たち』(1987)、リヴァー・フェニックス、シドニー・ポワティエと共演したリチャード・ベンジャミン監督の『リトル・ニキータ』(1988)、アル・パチーノ、エレン・バーキンと共演した『シー・オブ・ラブ』(1989)、ジャック・ ニコルソンと再共演したマイク・ニコルズ監督の『ウルフ』(1994)、シャーリーズ・セロンと共演した『スタンドアップ』(2005)、 ティア・レオーニ、ジム・キャリーと共演したジャッド・アパトウ監督のコメディ作品『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(2005)、ピーター・バーグ監督の『キングダム/見えざる敵』(2007)などに出演、名脇役としてキャリアを築いてきた。2001年には、ビリー・ボブ・ソーントン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、スカーレット・ヨハンソンと共演した『バーバー』(2001)で初めてジョエル・コーエン、イーサン・コーエン兄弟の作品に出演した。その後、コーエン兄弟とは、ジョージ・クルー ニー、キャサリン・ゼタ = ジョーンズが主演した『ディボース・ショウ』(2003)、『バーン・アフター・リーディング』(2008)で 三度仕事を共にしたほか、『目撃』(1997)でのクリント・イーストウッド、ジム・キャリーと共演した『ふたりの男とひとりの女』(2000)でのファレリー兄弟、ハリソン・フォード、クリスティン・スコット・トーマスと共演した『ランダム・ハーツ』(1999) でのシドニー・ポラックなど、名だたるフィルムメイカーたちと仕事をともにしてきた。

舞台では、ロード・アイランドのトリニティ・レパートリー・カンパニーの団員として14年間、そして、芸術監督としてさらに4年間活躍し、その間、数多くの作品に出演している。

最新作としては、ジェームズ・キーチ監督の “Waiting For Forever”、ジョニー・デップと共演した “The Rum Diary”、ドリュー・ ゴッダード監督の “The Cabin in the Woods”、マット・リーヴス脚本・監督による “Let Me In”、ファレリー兄弟の “Hall Pass” が控えている。



■ビリー・クラダップ(夫スティーブン)

1968年7月8日アメリカ ニューヨーク生まれ。

ノースカロライナ大学とニューヨーク大学で学び、1995年にブロードウェイデビュー。1996年バリー・レヴィンソン監督の『スリーパーズ』で、ロバート・デニーロ、ブラッド・ピット、ジェイソン・パトリックらと共演し映画デビュー。

その後、ウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)やパット・オコナー監督の『秘密の絆』(1997)に出演した。 また、伝説的な長距離ランナー、スティーブン・プレフォンテインの物語を描いた『ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート』(1998) では主役を演じ、ナショナル・ボード・オブ・レビューの新人賞に輝いた。1999年「JESUS' SON」でパリ映画祭最優秀男優賞受賞、インディペンデントスピリット賞にノミネートされた。

さらに、キャメロン・クロウ監督によるアカデミー賞受賞作品『あの頃ペニー・レインと』(2000)では、フランシス・マクドー マンドとケイト・ハドソンと共演し一躍名を高め、その後はケイト・ブランシェットと共演した『シャーロット・グレイ』(2001)、 ティム・バートン監督でアルバート・フィニーと親子を演じた『ビッグ・フィッシュ』(2003)、J・J・エイブラムス監督の『M:i: III』(2006)、アンジェリーナ・ジョリーと共演したロバート・デニーロ監督の『グッド・シェパード』(2006)などに出演、着実にキャリアを伸ばしていった。

映画の世界同様、舞台でも成功を収めているクラダップは、2006年10月に上演開始されたブロードウェイ劇 “The Coast of Utopia” でトニー賞の Best Performance by a Featured Actor を受賞した。それ以前には、2005年にマーティン・マクドノーの “The Pillowman” に出演し、トニー賞の主演男優賞にノミネートされた。また、ロイヤル劇場で上演された “The Elephant Man” にも出演し、トニー賞を獲得した。

最新作には、J・エドガー・フーバー役を演じたマイケル・マン監督の『パブリック・エネミーズ』(2009)と、Dr. マンハッタ ン役を演じたコミックブックの映画化の『ウォッチメン』(2009)がある。



■ハビエル・バルデム(フェリペ)

1969年3月1日スペイン領 カナリア諸島生まれ。

祖父母の代から芸能一家で、母親のピラル・バルデムは1960年代半ばから今日に至るまで活躍し続けている女優で、叔父のフアン・アントニオ・バルデムは、“Death of a Cyclist” がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した際、フランコ政権によって 投獄された監督である。

TVのミニシリーズ "El Picasso" で子役としてデビュー、青年時代は、Escuela de Arte Y Officios Art School で絵画を学ぶ一方、端役でテレビに出演していた。ビガス・ルナ監督によって『ルルの時代』(1990)に起用されたことから、役者としてのキャ リアを本格的にスタートさせるとともに、ラグビーのスペイン代表チームに選抜されるなど、スポーツ選手としても活躍。

スペインで最も高い評価を得ているフィルメイカー ペドロ・アルモドバル監督とは、『ハイヒール』(1991)で端役に起用されたのち、それがきっかけとなり、『ハモンハモン』(1992)や『ライブ・フレッシュ』(1997)などでのコラボレーションを生む。 また、『ハモンハモン』で共演したペネロペ・クルズとは2010年に正式に結婚した。

キューバの反体制派詩人レイナルド・アレナスを演じたジュリアン・シュナベル監督の『夜になるまえに』(2000)では、スペイン俳優として初のアカデミー主演男優賞にノミネートされた。この役では他に、ヴェネチア国際映画祭男優賞、全米映画批評家協会、インディペンデント・スピリット賞、そしてナショナル・ボード・オブ・レビューの主演男優賞を獲得した他、ゴー ルデングローブ賞にもノミネートされた。その後、アレハンドロ・アメナーバル監督の『海を飛ぶ夢』(2004)でヴェネチア国際映画祭男優賞に輝き、同賞を2回獲得した史上2人目の俳優となった。この作品ではゴヤ賞も受賞した他、ゴールデングロー ブ賞にノミネートされた。同年には『時間切れの愛』(1994)でサンセバスチャン映画祭の男優賞も獲得した。

彼の演技派としての地位を決定的にしたのは、冷徹な社会病質者アントン・シガーに扮した『ノーカントリー』(2007)である。 この演技は、センシェーショナルを巻き起こすとともに絶賛され、その年のアカデミー助演男優賞に輝いた。『ノーカントリー』 ではゴールデングローブ賞、SAGA、BAFTA の助演男優賞をはじめ、多数の映画批評家協会賞およびノミネートも彼にもたらした。

そのほかの出演作は、ジョン・マルコヴィッチの監督デビュー作『ダンス オブ テロリスト』(2002 未)、マイケル・マン監督の『コラテラル』(2004)、ナタリー・ポートマンと共演した『宮廷画家ゴヤは見た』(2006)、マイク・ニューウェル監督の『コレラの時代の愛』(2007)、彼がゴールデングローブ賞とインディペンデント・スピリット賞にノミネートされたウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(2008)など。



■ライアン・マーフィー(監督/脚本)

1966年アメリカ生まれ。 ジャーナリストとしてキャリアをスタートさせたマーフィーは、“The Miami Herald”、“Los Angeles Times”、“The New York Daily News”、“Entertainment Weekly” などの記事を書いていた。脚本家としてのキャリアをスタートさせたのは、彼が書いた ロマンティック・コメディ “Why Can’t I Be Audrey Hepburn?” の脚本をスティーヴン・スピルバーグが買い取った1990年代末だった。次にマーフィーは、“Nip/Tuck” でもともに製作総指揮を務めたグリア・シェパードとマイケル・M・ロビンと手を組み、 ワーナー・ブラザースのブラック・コメディ/風刺作品の企画と製作を手がけた。

2009年にはマーフィーの “Glee” が Fox で初放映され、その後高視聴率を記録するとともに高い評価を得る番組となった。そのシーズンに始まったトップ番組として、“Glee” はゴールデングローブの最優秀TVシリーズ賞(ミュージカルまたはコメディ部門)を受賞した他、出演者が3部門でノミネートされた。 “Glee” はまた、SAGA のアンサンブル賞(コメディシリーズ部門)を受賞した。さらに、この番組のパイロット・エピソードを監督したマーフィーは、全米監督組合賞にノミネートされた。 この番組からはこれまでに3枚の NO.1サウンドトラックアルバムが生まれている。 “Glee” にはピーボディ賞も贈られている。

2003年、マーフィーの “Nip / Tuck” が FX ネットワークで初放映された。やがてこの番組は、同ネットワークの番組の中で 一番人気が高く、最もよく知られたシリーズとなった。“Nip / Tuck” は、アメリカン・フィルム・インスティテュートの2003年および2004年のTV番組トップ10リストに名前を連ねた。また、放映1年目で2004 年ゴールデングローブ最優秀TVシリーズ(ドラマ部門)を受賞した唯一のドラマシリーズとなった。2004年、マーフィーはエミー賞の監督賞(ドラマシリー ズ部門)にノミネートされた。

2006年、マーフィーはベストセラー本を映画化した『ハサミを持って突っ走る』(2006・未)(主演:アネット・ベニング、グウィネス・パルトロウ)の脚本・監督・製作で映画界に進出した。



■ジェニファー・ソルト(脚本)

1944年アメリカ生まれ。 かつてハリウッドのブラックリストに載っていたものの、その後『真夜中のカーボーイ』(1969)と『帰郷』(1978)でアカデミー 脚本賞を獲得し、『セルピコ』(1973)で同賞にノミネートされた有名な脚本家ウォルド・ソルトを父に持ち、ハリウッドのアクター ズ・ラボのメンバーであった女優メアリー・デヴンポートを母に持つジェニファー・ソルトは、女優と脚本家という2つのキャリアを成功させたハリウッドで数少ない女性である。

ハイスクール・オブ・パフォーミング・アーツとサラ・ローレンス・カレッジを卒業したソルトは、地域劇団でプロの役者としてスタートし、オリヴァー・ヘイリーの “Father’s Day” でブロードウェイ・デビューを果たした。『真夜中のカーボーイ』(1969)で映画初出演した後、ロバート・アルトマン監督の『バード★シット』(1970)、ブライアン・デ・パルマ監督の『ロバー ト・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼』(1970)と『悪魔のシスター』(1973)、ポール・ウィ リアムズ監督の『終わりなき戦いの詩』(1970・未)、ウディ・アレン監督の『ボギー!俺も男だ』(1972)などに出演した。画期的なシリーズ番組となった “Soap” でユニス・テイト役を演じた後も10年間にわたり、映画・舞台・TVで活躍したソルトは、1991年に女優を辞め、父親に続き脚本業に携わる決断を下した。間もなく、著名な脚本家となり、舞台劇およびTV映画の 脚本を書き始めた。初めて手がけたシリーズものは、USA ネットワークの “Sins of the City”(1998)。

最近、ソルトはゴールデングローブ賞を獲得したシリーズ番組 “Nip / Tuck” の脚本と製作を8シーズン(2003-2010)にわたって手がけ、“Rhea Reynolds” の回の脚本では、脚本家組合賞にノミネートされた。

ソルト自身が原作に登場する薬療師のもとで合計10回の夏を過ごし、ヨガと瞑想を行ってきた。ニューヨーク北部にあるアシュラム(道場)の近所で暮らし、仕事をしていたソルトは、その間祈祷と瞑想の修行を続けていた。 その経験こそが本作の脚色に彼女を意欲的にさせ、また原作者自身が非常に満足するエリザベス・ギルバート像を創り上げることを成功させたといえる。



■エリザベス・ギルバート(原作)

1969年生まれ。 小説家でありジャーナリスト。ニューヨーク大学卒業後1993年にエスクァイア誌に短編小説を発表。初の短編集「巡礼者たち」 は、パリス・レビュー新人賞、プッシュカート賞を受賞。2002年に出版された彼女の “The Last American Man” は、全米図書賞と全米書評家連盟賞の最終選考に残った。

2006年1月に初版されて以来、“食べて、祈って、恋をして” は、57週連続で New York Times のベストセラーリスト(ペー パーバック部門)の1位の座を保った。これまで全米で700万部を売り上げ、40以上の言語に翻訳されている。



■デデ・ガードナー(製作)

映画制作会社 プラン B エンタテインメントの社長を務めている。

ニューヨーク市でロケーションスカウトとしてキャリアをスタートさせた彼女は、その後イノヴェイティヴ・アーティスツに入社し、続いてウィリアム・モリス・エージェンシーの文学部門で働いた。パラマウント・ピクチャーズで7年間、制作担当のエグゼクティブ VP として “Election”、『ズーランダー』(2001)、『オレンジカウンティ』(2002・未)、『10日間で男を上手にフル方法』(2003)などに携わった。

プランBで彼女は、コメディドラマ『ハサミを持って突っ走る』(2006・未)とインディーズのドラマ作品『ラブ・ザ・ドッ グ 犬依存症の女』(2007・未)(主演:モリー・シャノン、ローラ・ダーン)、ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック主演、 アンドリュー・ドミニク監督の『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2007)を手がけた。この映画は、サンフランシスコ映画批評家協会とセントルイス映画批評家協会の作品賞を獲得した他、ロンドン映画批評家協会賞にもノミネートされた。ヴェネチア映画祭でブラッド・ピットが主演男優賞を獲得した他、ケイシー・アフレックと撮影監督のロジャー・ディーキンスはアカデミー 賞にノミネートされた。さらに、アフレックは全米映画批評家協会とナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の助演男優賞に輝いた他、ゴールデングローブ、ロンドン映画批評家協会、シカゴ映画批評家協会、ブロードキャスト映画批評家協会など多数の賞にノミネートされた。ロジャー・ディーキンスもまた、ナショナル・ボード・オブ・レビューのキャリア・アチーヴメ ント賞(撮影部門)を受賞した他、複数の映画批評家協会賞にノミネートされた。また、実話のドラマ作品『マイティ・ハー ト/愛と絆』(2007)でも製作を務めた。アンジェリーナ・ジョリー主演、マイケル・ウィンターボトム監督によるこの作品は、2007年カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選定された。ジョリーはこの作品で、サンタバーバラ映画祭の主演女優賞を獲得した他、SAGA 賞および、主要な映画批評家協会賞のほとんどにノミネートされた。

ガードナーが最近製作を務めた作品は、エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス主演、ロベルト・シュヴェンケ監督の『きみがぼくを見つけた日』(2009)と 、ロビン・ライト・ペン、アラン・アーキン、キアヌ・リーヴス、ブレイク・ライヴリー出演、 レベッカ・ミラー監督の『50歳の恋愛白書』(2009)。また、今後の作品ではブラッド・ピット、ショーン・ペン主演、テレンス・ マリック監督の “The Tree Of Life” の製作を手がける。



■ブラッド・ピット(製作総指揮)

役者として数々の賞に輝き、現代を代表するスターであると同時に、自身が経営するプラン B エンタテインメントで映画プロデューサーとしても成功を収めている。

プラン B のもと、ピットは最近、『きみがぼくを見つけた日』(2009)、『50歳の恋愛白書』(2009)、アカデミー作品賞を獲得し たマーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』(2006)、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マイティ・ハート/愛と絆』(2007)、 アネット・ベニング主演の『ハサミを持って突っ走る』(2006・未)、ドキュメンタリー作品 “God Grew Tired of Us”、そしてピッ ト自身が主演した『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2007)などで製作または製作総指揮を務めた。

プラン B では現在、テレンス・マリック監督、ブラッド・ピット、ショーン・ペン主演の “The Tree of Life”、マーク・フォースター監督による “World War Z”、ジェームズ・グレイ監督、ブラッド・ピット主演の “The Lost City of Z” など、さまざまな 作品を製作中である。

ピットが次に出演する作品は、ベネット・ミラー監督の “ マネーボール ”(2011年日本公開予定/SPE 配給)。



■ロバート・リチャードソン ASC(撮影監督)

マーティン ・ スコセッシ監督の『アビエイター』(2004)とオリヴァー・ストーン監督の大作『JFK』(1991)で2度のアカデミー 賞に輝く名撮影監督。

アメリカン・フィルム・インスティチュートで学び、『サルバドル/遥かなる日々』(1986)、『エイト・メン・アウト』(1988)、『ア・ フュー・グッドメン』(1992)、『モンタナの風に抱かれて』(1998)、『キル・ビル』(2003)、『キル・ビル Vol.2』(2004)などの撮影に 携わった。

マーティン ・ スコセッシとは『アビエイター』のほか、『カジノ』(1995)『救命士』(1999)『ザ・ローリング・ストーンズ シャ イン・ア・ライト』(2008)『シャッター・アイランド』(2009)と5度コンビを組み、またオリバー・ストーンとも『プラトーン』(1986)、『ウォール街』(1987)、『7月4日に生まれて』(1989)、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)、『ニクソン』(1995)で5度組んで いる。『イングロリアス・バスターズ』(2009)では『プラトーン』『7月4日に生まれて』『ヒマラヤ杉に降る雪』に続いて4度目のアカデミー賞ノミネーションを果たした。



■ビル・グルーム(美術監督)

1960年代後半、オクラホマで大学に入るまで映画を見たことがなかった。キリスト教篤信地帯の原理主義労働者階級の世界で信心深い家庭に育った彼は、映画を見ることを固く禁じられていた。祖父母の友人からパステルをもらって絵を教えてもらったことから、アーティストになりたいと思うようになった。

それから10年以上経った頃、彼はサウスイースタン・オクラホマ州立大学で芸術と演劇の学士号を取得し、トゥレイン大学で舞台美術の修士号を取得した。4年間 SUNY ストーニー・ブルックで演劇の助教授を務めた後、ニューヨーク市に移り、著名な舞台美術家ユージーン・リーと共に NBC の ”Saturday Night Live” のアートディレクターを6年間務めた。また、“Sweeney Todd” などのブロードウェイ作品でも、グルームはリーの助手を務めた。

“SNL” の後は、“Life on the Mississippi”、“Pudd’nhead Wilson”、PBS の “Huckleberry Finn” など、賞を受賞したTV映画 の美術監督を務めた他、ポール・シルバート、マイケル・ホーラー、アントン・ファーストといった美術監督のもとでアートディレクターを務めた。グルームが初めて美術を手がけた長編映画は『ジブラルタル号の出帆(たびだち)』(1988・未)だった。

グルームは、『プリティ・リーグ』(1992)、『天使の贈りもの』(1996)、『サンキュー、ボーイズ』(2001)などのペニー・マーシャル監督作品や、『危険な遊び』(1993)、『マネートレイン』(1995)、『リターン・トゥ・パラダイス』(1998・未)、『フォーガットン』(2004) などのジョゼフ・ルーベン監督作品で美術監督を務めた。

ショーン・ペンとのコラボレーションは20年近くにおよんでいる。ペンが監督した『インディアン・ランナー』(1991)(美術監督はマイケル・ハラー)のアートディレクターから始まり、やはりペンが監督した『プレッジ』(2001)では美術監督を務めた。また、最近では、ペンがタイトルロールを演じたガス・ヴァン・サント監督の受賞作『ミルク』(2008)の美術も手がけた。

グルームが最近携わった作品は、ジェフ・ダニエルス、リサ・クドロウ、ライアン・レイノルズ主演、ミシェルとキーラン のマルロニー夫妻チームが脚本、監督を務めた “Paper Man”。



■マイケル・デニソン(衣装デザイナー)

これまでに数多くの高い評価を得た映画で衣装を担当してきた。デザイナー仲間のエレン・マイロニックとは長年仕事を共にしており、最近もキーファー・サザーランドの『ミラーズ』(2008)と、マイケル・ダグラスとエヴァン・レイチェル・ウッド が主演した『カリフォルニア・トレジャー』(2007・未)でコラボレーションをした。

デニソンは最近、フランク・ミラー監督の『ザ・スピリット』(2008)の衣装をデザイン。その他、彼が手がけた作品は、オリヴァー・ ストーン監督の『ワールド・トレード・センター』(2006)、マイク・ニューウェル監督の『モナリザ・スマイル』(2003)、デヴィッド・ トゥーヒー監督の『リディック』(2004)(共同デザイン)、アンドリュー・ウォラー監督の “Ice Princess”、メノ・メイエスの “Martian Child” など。

衣装スーパーバイザーとして携わった作品は、『あの頃ペニー・レインと』(2000)、『アメリカン・スウィートハート』(2001)、『ハー ト・オブ・ウーマン』(2000)、『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)、『フェイス/オフ』(1997)、『氷の微笑』(1992)、『ジェイコブス・ラダー』(1990)、『心みだれて』(1986)、『シルクウッド』(1983)、『ソフィーの選択』(1982)、“Beaches” など。



■ダリオ・マリアネッリ(音楽)

ピサで生まれ、フィレンツェとロンドンでピアノと作曲を学んだ。

1年間、ギルドホール・スクール・オブ・ミュージック・アンド・ドラマで作曲研究生として過ごす傍ら、現代音楽ソサエティの会長も務めた後、グルベンキアン基金から奨学金を得て、ブレットン大学でジュディス・ウィアーとロイド・ニューソンによる作曲とコレオグラフィの講座を履修した。その他にも奨学金を得て、ドイツでヨーロッパの映画音楽に関する一連のワー クショップを受けた他、ナショナル・フィルム・アンド・テレビジョン・スクールで3年間学んで1997年に卒業した。

2006年には、BAFTA 受賞作品『プライドと偏見』(2005)でアカデミー作曲賞にノミネートされた。この作品では、サウンドトラック/ミュージカル・シアター・コンポーザー・オブ・ザ・イヤー部門でクラシカル・ブリット賞を獲得した他、イヴォール・ノヴェロ賞にもノミネートされた。続いて『つぐない』(2007)ではアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、およびイヴォール・ノヴェロ賞の作曲賞を受賞した他、BAFTA にもノミネートされた。また、この作品では、クラシカル・ブリット賞のサウンドトラック・ オブ・ザ・イヤー部門にもノミネートされた。

また、彼は映画音楽以外の活動として、BBC シンフォニー・オーケストラとブリットゥン = ペアーズ・オーケストラのためにオーケストラ曲を、BBC シンガーズのために声楽曲を、そしてロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのために付随音楽を作曲してきた。また、2008年にはヴァーチュ・モバイルフォンの新しい “ シグネチャー ” シリーズのための音楽の作曲を依頼され、ロンドン・シンフォニー・オーケストラと共に録音した。